研究課題/領域番号 |
26790059
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
光工学・光量子科学
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研究機関 | 新潟工科大学 (2015-2016) 早稲田大学 (2014) |
研究代表者 |
海老澤 賢史 新潟工科大学, 工学部, 助教 (50386596)
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研究協力者 |
石成 迪人
中尾 俊也
石川 篤
坂口 慧
石原 太樹
外山 晴久
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 半導体レーザーのカオス発振 / レーザーカオス / 光カオス秘匿通信 / 半導体レーザー / 光カオス通信 |
研究成果の概要 |
光注入によりカオス発振する半導体レーザー(LD)を考え,LDの駆動電流に複雑な信号を印加することでカオス発振LDの軌道不安定性を制御する手法を提案した。まず,印加信号として疑似ランダム信号を用いたときLD系の軌道不安定性が向上することを示した。次に印加信号の周波数帯域に対する軌道不安定性の周波数応答について調査し,この周波数応答がLD系のカオススペクトルと一致することを発見した。さらに,カオス信号を印加した場合と,同様なスペクトルを持つような疑似ランダム信号を印加した場合の軌道不安定性を向上させる効果を比較した。これにより,印加信号のスペクトル形状が軌道拡大率の向上の要因であることを示した。
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