研究課題
若手研究(B)
ニュートリノを伴わない二重ベータ崩壊の探索はニュートリノのマヨラナ性を現実的に調べられる唯一の方法であり、世界中で様々な実験が行われている。実験の次なるターゲット、逆階層構造の探索(半減期で10の26-27乗年)に到達するには実験の更なる高感度化が求められており、液体シンチレータを用いた大型実験の場合、エネルギー分解能の改善が大きなポイントとなる。本研究では発光量の高い液体シンチレータの開発に主眼を置いた。有力な溶媒候補であるリニアアルキルベンゼンを用いて、純化の方法を確立し、これによって現行の液体シンチレータの1.52倍の発光量を得られた。
すべて 2016 2015 2014 その他
すべて 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 6件、 査読あり 7件、 オープンアクセス 7件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 1件、 招待講演 2件) 備考 (2件)
The Astrophysical Journal
巻: 818 号: 1 ページ: 91-91
10.3847/0004-637x/818/1/91
Nuclear Physics A
巻: 946 ページ: 171-181
10.1016/j.nuclphysa.2015.11.011
巻: 806 号: 1 ページ: 87-87
10.1088/0004-637x/806/1/87
Physical Review D
巻: 92 号: 5 ページ: 0520006-0520006
10.1103/physrevd.92.052006
Physical Review C
巻: 92 号: 5 ページ: 055808-055808
10.1103/physrevc.92.055808
Nuclear Instruments and Methods A
巻: 769 ページ: 79-87
10.1016/j.nima.2014.09.050
Nucl.Instrum.Meth.
巻: A769 ページ: 8-8
10.1016/j.nima.2014.09.068
http://www.awa.tohoku.ac.jp/rcns/
http://www.awa.tohoku.ac.jp/kamland/