研究課題/領域番号 |
26800131
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
北川 暢子 名古屋大学, 未来材料・システム研究所, 研究員 (20727911)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | ニュートリノ / 原子核乾板 / 飛跡検出器 / 原子核乾板大面積解析 |
研究成果の概要 |
本研究では、原子核乾板の優れた位置分解能を生かした数百MeVから数GeVニュートリノ反応の詳細解析のための大面積の解析手法の開発を行った。また、ECC(Emulsion Cloud Chamber)中での500MeVから2GeVの電子のエネルギー推定法を開発し、70%のエラーで測定可能な事を示した。エマルション多段シフターを搭載したECCをJ-PARCのニュートリノビームラインに設置し、ニュートリノ反応の検出と二次粒子の時間情報付加、下流のT2K前置検出器INGRIDへの接続に成功した。更に、角度精度を現行比2.7倍の厚型の原子核乾板を開発し、今後のニュートリノ実験への実装を考えている。
|