研究課題/領域番号 |
26800137
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
太田 岳史 大阪大学, 核物理研究センター, 研究員 (20727408)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | NMR / 偏極 / デジタル処理 / 偏極標的 / 高磁場 / 極低温 / 周波数掃引 / 700MHz |
研究成果の概要 |
SPring-8のLEPSビームラインで陽子や中性子の核子構造を探るため、偏極HD標的の開発を行ってきた。これまで製造した標的の偏極度の結果を得るためには3ヶ月を要してきたが、多くの人的リソースと液体ヘリウムを必要とするため試行テストの障害となってきた。3ヶ月の間に偏極度をモニターすることができれば試行テスト期間の短縮が可能になるが技術的に困難であった。 本研究では想定される1/10の低コストで1GHzクラスのNMR測定システムを構築し、製造過程で偏極度成長モニターできるよう挑戦した。結果水素の偏極は1日で成長していることがわかり試行テストの期間は3ヶ月からの大幅な短縮が可能になった。
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