研究課題
若手研究(B)
報告者は、2014年から開始されたSスターの1つであるS2のすばる望遠鏡による観測計画に参加している。その結果、すばる望遠鏡を用いてS2の視線速度を高い精度で観測することができた。加えて、いて座Aスターの周囲にある暗い質量がS2の視線速度へおよぼす影響を定量的に示した。この結果、現在の上限値であるいて座Aスターの質量の1%が暗い質量としてある場合、S2がいて座Aスターへ最接近するときにS2の視線速度に対し最大で1000km/sのずれを生じさせることが分かった。
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Publications of the Astronomical Society of Japan
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