研究課題/領域番号 |
26800166
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大間知 潤子 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 特任助教 (70724053)
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研究協力者 |
吉岡 孝高 東京大学, 大学院工学系研究科, 准教授 (70451804)
五神 真 東京大学, 総長 (70161809)
石坂 香子 東京大学, 大学院工学系研究科, 准教授 (20376651)
下志万 貴博 理化学研究所, 強相関物理部門, 研究員 (70581578)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | ファブリーペロー共振器 / 高繰り返し化 / ピコ秒チタンサファイアモード同期レーザー / 光電子分光 / 深紫外光源 / レーザー光電子分光 / 縦モード安定化 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、半球型光電子分析器を用いた高分解能レーザー角度分解光電子分光の測定時間を桁違いに短縮する深紫外光源の開発である。これを達成するため、繰り返し周波数74 MHz、パルス幅10 psのモード同期チタンサファイア発振器の出力光の第四次高調波(波長209 nm)をファブリーペロー(FP)共振器に入射し、繰り返し周波数を15倍の1.1 GHzまで上げることに成功した。本光源を用いて金の多結晶の光電子分光測定を行い、分解能を維持しながら測定時間を二桁短縮できた。更に、ピコ秒モード同期レーザーの縦モード安定化の動的制御により、高フィネスFP共振器を用いた深紫外パルス列の強度安定化を実現した。
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