研究課題/領域番号 |
26800178
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 (2016) 東京大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
古府 麻衣子 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 J-PARCセンター, 任期付研究員 (70549568)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 単分子磁石 / 中性子散乱 / 希土類元素 |
研究成果の概要 |
本研究では、希土類イオンを含む単分子磁石に着目し、中性子散乱法を用いてスピンダイナミクスを調べた。クラマースイオンのCeやNdを含む錯体は単分子磁石(ミリ秒の磁化反転緩和が観測)であるが、非クラマースイオンのPr錯体は非単分子磁石である。中性子非弾性散乱測定を行ったところ、CeおよびNd錯体では低エネルギー領域に磁気励起ピークが観測されなかったが、Pr錯体では明瞭に観測された。これらの結果は、スピンパリティが磁化反転挙動や低エネルギー磁気励起の現れ方に深く関連していることを示唆している。
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