研究課題/領域番号 |
26800196
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
岡部 博孝 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 特別助教 (20406838)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 強相関系 / スピン軌道相互作用 / 強相関電子系 / 磁気相転移 / フラストレーション / μSR / モット絶縁体 / 超伝導 |
研究成果の概要 |
電子のスピンと軌道の自由度が結合した“多極子自由度”を有する系は、新奇物性の宝庫として大きな注目を集めている。我々は先端的な量子ビーム技術(ミュオンや中性子)を駆使して、(1)スピン軌道相互作用誘起モット絶縁体Ba2IrO4における異方的超伝導の可能性と(2)新物質β’-LiCoPO4における異常物性の解明を追求した。その結果、Ba2IrO4の超伝導化については電子ドーピングが有効であるという実験的な裏づけを、β’-LiCoPO4については長時間磁気相変態メカニズムの解明に向けての足がかりを得ることができた。
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