研究課題/領域番号 |
26800202
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
曽我 之泰 金沢大学, 数物科学系, 助教 (90525148)
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研究協力者 |
八柳 祐一 静岡大学, 教育学部, 准教授
大塚 浩史 金沢大学, 理工研究域数物科学系, 教授
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 非中性プラズマ / オイラー方程式 / m点爆発 / 流体物理 / オイラー流体 |
研究成果の概要 |
2次元オイラー流体中の渦塊群が自発的になす秩序だった準平衡分布の形成・崩壊機構の解明を目指し,電子のみからなる非中性プラズマを用いた実験検証及び,2次元オイラー方程式の平均場平衡解であるm点爆発の物理的解釈を行った。少数の渦糸の位相空間における軌道を実験的に観測した結果,閉じ込めポテンシャルが2次元オイラー流体との等価性を破る原因となることを確かめた。2重連結領域内で電子渦糸群が作る電位分布を数値計算により検討した結果,電子渦糸が方位角方向に等間隔で分布する不安定な平衡解が存在することが判った。これは,オイラー方程式のm点爆発に対応していると考えられる。
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