研究課題/領域番号 |
26800205
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
橋爪 洋一郎 東京理科大学, 理学部第一部応用物理学科, 助教 (50711610)
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研究協力者 |
中嶋 宇史
岡村 総一郎
鈴木 増雄
松枝 宏明
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 熱力学的状態変化 / 情報幾何学 / 相図 / 準静的過程 / リーマン幾何学 / 平衡系 / 距離 / 準静的状態変化 / 密度行列 / 熱場ダイナミクス / 情報統計力学 / 量子アニーリング / 幾何学的統計力学 |
研究成果の概要 |
フィッシャー情報行列によって定義された多様体上で,熱力学的状態変化を追跡できる可能性を示した.特に,測地線の物理的意味に直結する具体的な解析を,典型的な統計力学模型に対して行った.その結果,多様体上の距離が状態変化の変化量と見做すことができることが明らかになった.これは始点と終点が同じであっても,経路によって途中での状態の変化が等しくないことを示すことにもなった.これらの結果と熱場ダイナミクスとの関係や,量子アニーリングを用いた特異値分解の提案にもつながった.
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