研究課題/領域番号 |
26800214
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
原子・分子・量子エレクトロニクス
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
菜嶋 茂喜 大阪市立大学, 大学院工学研究科, 講師 (90347485)
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研究協力者 |
細田 誠
瀧田 佑馬
田所 譲
熊谷 寛
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | テラヘルツ波 / 外部共振器 / エンハンスメント効果 / 高繰り返し周期フェムト秒レーザー / 時間領域分光法 |
研究成果の概要 |
本研究では,共振器の増強効果を用いてTHz波を増強させることを考案し,その実証と増強技術の確立を目指した.実験では30 cmの共振器長を有したコンパクトな高繰り返し周期フェムト秒レーザーを作製し,市販品の数倍の出力を達成した.また,励起レーザー同じ共振器長をもつTHz波用のリング型の外部共振器を設計し,構築した.時間領域分光法を用いて共振器内を周回するTHz波パルスを調べた結果,THz波パルスが共振器内を5回以上周回していることを時間波形で初めて確認した.そして,外部共振器を同期させた時には,THz波パルス列が重畳し,測定できた全域で一様にTHz波が増強されている事を確認した.
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