研究課題/領域番号 |
26800221
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
SUKUMARAN S.K. 山形大学, 大学院有機材料システム研究科, 准教授 (70598177)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | Entanglements / Polymer Blends / Polymer Melts / Polymer Dynamics / Polymer Rheology / Polymer Solutions |
研究成果の概要 |
高分子はお互いに絡みあう。 高密度液体では、絡み合いは物性に大いに影響するが、その特性がすべて理解されているとは言えない。 過去の研究から単体では剛直鎖は柔軟鎖より絡みやすいことが分かっているが、それらをブレンドするとどうなるか分かっていない。 実験では、2つの高分子間の固さのみを変えることはほとんど不可能である。そこでシミュレーションを使用した。異なる固さの2つの鎖のブレンドにおいて、剛直鎖はブレンドすると絡み合いが減り、逆に柔軟鎖はブレンドすると、絡み合いが増えることが分かり、高分子管直径理論の拡張に繋がった。このことで、高分子の物性を分子の構造と力学に基づいて説明することが可能となった。
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