研究課題
若手研究(B)
将来の惑星着陸探査への搭載を目指し、焦電結晶を励起源としたX線発生装置のX線強度の安定化と高輝度化に関わる研究を行った。実験により装置に封入する結晶の種類やサイズ、電子を集めX線を放出するための銅薄膜のサイズや形状、封入する部品の幾何配置の最適化を図った。基礎実験結果を基に、焦電結晶、ペルチェ素子、円筒型金属ターゲット(銅薄膜を添付)を窒素N2で1Pa以下の環境下のもと真空装置に封入し、装置から発生するX線を測定した。本研究で最適化した発生装置のX線強度は、市販のCool-X(Amptek社)のものと比較して、約50倍以上の高輝度X線が得られた。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 2件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 3件)
JPS Conference Proceedings
巻: 11
10.7566/jpscp.11.040004
10.7566/jpscp.11.040005
Proceedings of JPS
巻: in press
X線分析の進歩
巻: 46 ページ: 347-354
40020425439