研究課題
若手研究(B)
近年実用化が進められている季節予報では、アンサンブルメンバー数および解像度の不足から、地形性の大雨などの局所的な極端現象の発生確率を予測することは困難である。本研究では、季節予測のメンバー数を補填し、さらに高解像度の地域気候モデルを用いてダウンスケーリングする疑似季節予測実験を実施し、九州地方の地形性の大雨の発生確率予測に挑戦した。高解像度化により、大雨発生プロセスの地域差をモデルが妥当に再現し、発生確率の予測可能性が向上することが確認できた。また、メンバー数を増やしたことで予測スキルにも改善が見られたが、実用レベルには達しておらず、さらなるモデルの高解像度化が必要であることが示唆された。
すべて 2018 2017 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (10件) (うち国際共著 3件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 10件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (14件) (うち国際学会 4件、 招待講演 2件)
Bulletin of the American Meteorological Society
巻: 99 号: 1 ページ: S97-S101
10.1175/bams-d-17-0109.1
SOLA
巻: 13 号: 0 ページ: 209-213
10.2151/sola.2017-038
130006210624
Atmosphere
巻: 8 号: 3 ページ: 57-57
10.3390/atmos8030057
Hydrological Research Letters
巻: 11 号: 1 ページ: 19-23
10.3178/hrl.11.19
130005311770
Bull. Amer. Meteor. Soc.
巻: 印刷中 号: 7 ページ: 1383-1398
10.1175/bams-d-16-0099.1
Climate Dynamics
巻: 印刷中 号: 1-2 ページ: 403-417
10.1007/s00382-016-3350-x
120007128880
Sci. Rep.
巻: 6 号: 1 ページ: 30341-30341
10.1038/srep30341
巻: 12 号: 0 ページ: 225-231
10.2151/sola.2016-045
130005259661
Monthly Weather Review
巻: 143 号: 11 ページ: 4597-4617
10.1175/mwr-d-15-0007.1
巻: 143 号: 4 ページ: 1166-1178
10.1175/mwr-d-14-00228.1