研究課題/領域番号 |
26800245
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
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研究機関 | 国立極地研究所 |
研究代表者 |
冨川 喜弘 国立極地研究所, 研究教育系, 准教授 (20435499)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 水蒸気 / 南極 / 極渦 / 脱水 / 上部対流圏 / 成層圏水蒸気 / 水蒸気ゾンデ / 衛星観測 / 粒跡線 / 脱水過程 |
研究成果の概要 |
対流圏界面領域の水蒸気量変動は大きな放射強制力を持つが、特に南極域において、十分な観測が実施されてこなかった。本研究では、南極昭和基地での水蒸気ゾンデ観測により、南極対流圏界面領域における高精度・高鉛直分解能な水蒸気データを取得することに成功した。得られた水蒸気データと衛星観測データや粒跡線解析を併用することで、南極成層圏における脱水量の年々変動や、脱水・湿潤化過程のメカニズムを明らかにした。本研究の結果は、対流圏の温暖化と成層圏の寒冷化が進む将来の南極において、対流圏界面領域の水蒸気量がどのように変動し、温暖化にどのように寄与するかを知るうえで重要である。
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