研究課題
若手研究(B)
本研究では、KAGUYA衛星搭載質量分析器の観測データから月希薄大気の密度・構造及び組成を算出し、生成消失機構を推定した月希薄大気の数値モデルを提唱した。経度方向での空間分布において朝夕非対称が本研究で初めて明らかとなり、数値モデルから希薄大気成分の宇宙塵による外部からの供給が必須であることを提示している。また地球から月への酸素イオン輸送も観測し、宇宙機による同位体計測の重要性を改めて示した。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 2件) 備考 (1件)
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