研究課題/領域番号 |
26800260
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地質学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 (2015-2016) 金沢大学 (2014) |
研究代表者 |
草野 有紀 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 活断層・火山研究部門, 研究員 (00635972)
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連携研究者 |
海野 進 金沢大学, 自然システム学系, 教授 (30192511)
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研究協力者 |
石塚 治 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 活断層・火山研究部門, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 沈み込み帯 / 初生マグマ / オマーンオフィオライト / 無人岩 / 火山地質学 / ガラス包有物 |
研究成果の概要 |
本研究では,沈み込み帯(海溝)形成初期に発生した火山活動とそのマグマの化学組成変化を解析することにより,沈み込み帯発生・発達過程を以下の3点について明らかにした。(1) オマーンオフィオライトの島弧火山噴出物を調査し、古島弧火山が2-5 km間隔で火道や火口を配列した火山群のような活動であったと推定した;(2)沈み込みに伴い初期の島弧ソレアイト質マグマから後期の無人岩マグマへと、マグマ組成が変化した点について、スラブ由来流体と堆積物メルトの寄与率の変化によることを定量的に示した;(3)オマーン古島弧の沈み込み帯がマントルポテンシャル温度約1400℃と高温であったことを示した。
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