研究課題/領域番号 |
26810002
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
菅野 学 東北大学, 理学研究科, 助教 (30598090)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 超短レーザーパルス / 偏光 / π電子系 / 非断熱ダイナミクス / 無輻射遷移 / 多光子イオン化 / 光解離 / 動力学計算 / フラーレン / 国際情報交換 / ドイツ / 電子動力学計算 / コヒーレント制御 / 量子波束計算 / 台湾 |
研究成果の概要 |
代表者が開発した芳香族分子における光誘起環電流と分子振動の制御理論を一般π電子系へ拡張した。複数の光学禁制状態を経由する可能性が示唆されたピラジンの無輻射失活が、最低禁制状態への直接的な非断熱遷移を経ること、およびその遷移速度が実験から推定されていた値よりもはるかに速いことを見出した。また、理論を多光子励起へと展開し、C60などの球対称系の多光子イオン化の偏光依存特性を決める主要な因子が電子状態間の遷移モーメントの大きさであることを示した。更に、近赤外光に晒されたポリヒドロキシフラーレンが脱水やCO脱離を経て壊れ、グラフェン様ナノフレークからカーボンナノチューブへと成長する反応機構を提案した。
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