研究課題/領域番号 |
26810009
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
柳澤 将 琉球大学, 理学部, 准教授 (10403007)
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研究協力者 |
濱田 幾太郎 物質・材料研究機構, エネルギー・環境材料研究拠点, 主任研究員 (80419465)
森川 良忠 大阪大学, 大学院工学研究科, 教授 (80358184)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 有機半導体結晶 / 分子間力 / 飛び移り積分 / キャリア輸送 / 結晶構造 / バンド構造 / ファン・デル・ワールス力 / GW近似 / 有機半導体 / イオン化ポテンシャル・電子親和力 / 分子配向 / Wannier関数 / ファン・デル・ワールス(vdW)相互作用 / vdW密度汎関数 / 構造歪み / キャリア伝導機構 |
研究成果の概要 |
有機半導体結晶でのキャリア移動の性質を支配する物理的・化学的要因を理解することを目標に、高精度な非経験的電子状態計算による理論的研究を行なった。近年提案された、分子結晶中の分子間力を記述可能な理論計算を用い、実験的に注目の高い有機結晶の構造を理論的に高精度で決定できた。予測された結晶構造下で、構造パラメータと電子状態との関係を詳細に検討し、結晶中のキャリア移動の性質を支配する構造パラメータを明らかにできた。 結晶に注入されるキャリアのエネルギー準位を高精度に再現することで、キャリアのエネルギー準位を支配する構造的要素についての知見を得ることができた。
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