研究課題
若手研究(B)
非芳香族性環状π共役系を鍵骨格として、分子エレクトロニクス応用を志向した新規π電子材料の創出を目指した。キノイド型ポルフィリン環で架橋された拡張テトラチアフルバレン誘導体を用いた超分子イオン対錯体の長寿命光誘起電荷分離(最大寿命83ミリ秒)システムの構築を達成した。また更に環拡張ポルフィリン類縁体を基本骨格として、TTF縮環型ルビリン誘導体の合成に成功し、内環窒素部位へのプロトン化による電子アクセプター性の増大及びそれに伴う熱励起電子移動反応の発現を見出した。また環拡張ポルフィリン類を基盤骨格としてパラジウム錯形成を引き金として安定25πラジカル種の創製に成功した。
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すべて 国際共同研究 (4件) 雑誌論文 (16件) (うち国際共著 8件、 査読あり 16件、 謝辞記載あり 8件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (25件) (うち国際学会 3件、 招待講演 4件) 図書 (1件)
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