研究課題/領域番号 |
26810051
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能物性化学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
池田 俊明 広島大学, 理学研究科, 助教 (40560363)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | らせん集積体 / 円偏光発光 / キラル光学特性 / 協同的自己集合 / 発光性色素 / 白金(II)フェニルビピリジン錯体 / カルバゾール / ジチエノゲルモール / 超分子ポリマー / らせんポリマー / フェニルイソオキサゾール / 白金錯体 / ゲルモール / イソオキサゾール / 超分子化学 / 自己集合 / プラチナ錯体 / 凝集誘起発光 |
研究成果の概要 |
フェニルイソオキサゾール基を基盤として新たな発光性色素のらせん集積体の創製に成功した。発光性色素として,白金(II)フェニルビピリジン錯体,カルバゾール,ジチエノゲルモールを用いた。これらのらせん集積体はいずれも円偏光発光(CPL)を示し,集合状態を変化させることでCPLのスイッチングが可能であることを明らかにした。特に白金(II)フェニルビピリジン錯体は高い発光量子収率と円偏光度を両立しており,優れた円偏光発光材料であることが分かった。今後は,さらなる高輝度・高円偏光度をもった発光性らせん集積体の開発を進めると同時に,CPL材料としての応用を検討する予定である。
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