研究課題/領域番号 |
26810057
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
伊藤 英人 名古屋大学, 教養教育院, 講師 (70706704)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ナノグラフェン / 多環芳香族炭化水素 / 縮環π拡張反応 / グラフェンナノリボン / 炭素ー水素結合直接変換 / APEX / π拡張 / 芳香環 / パラジウム触媒 / PAH / パラジウム / APEX反応 / 一段階π拡張反応 / ジベンゾシロール / ヘテロ芳香環 / アルキン / オルトクロラニル / アリール化 / 炭素水素結合変換 |
研究成果の概要 |
本研究では、次世代有機エレクトロニクス材料の候補化合物として大きく期待される多環芳香族炭化水素(PAH)やπ拡張へテロ芳香環、ナノグラフェンなどを効率的に合成する新手法「縮環π拡張反応(APEX反応)」の開発に成功した。本APEX反応はパラジウム触媒を用いた新しい触媒反応系であり、官能基化されていないPAHやヘテロ芳香環を直接反応に用いて一段階でのπ拡張が可能である。また連続的なAPEX反応、すなわちAPEX重合反応の開発によって、一段階で構造が精密に制御されたグラフェンナノリボンの合成にも成功した。
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