研究課題
若手研究(B)
天然由来のリボフラビン(ビタミンB2)を出発物質として用い、様々な低分子誘導体や高分子・超分子化合物を合成することに成功した。例えば、リボフラビン誘導体のカップリング反応により、共役系を拡張したリボフラビン二量体を得るとともに、それらを単位ユニットとして主鎖に導入した光学活性高分子を合成した。本研究で得られた種々の化合物はフラビン由来のπ共役構造に由来する特異な光学特性、酸化還元特性、触媒活性などを発現し、ユニークな機能性材料として応用できることを明らかにした。
すべて 2015 2014 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 1件、 査読あり 3件、 謝辞記載あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件) 備考 (2件)
Macromolecular Rapid Communications
巻: 36 号: 23 ページ: 2047-2054
10.1002/marc.201500456
Polymer Chemistry
巻: 5 号: 17 ページ: 4909-4914
10.1039/c4py00692e
Chemical Communications
巻: 50 号: 71 ページ: 10295-10298
10.1039/c4cc05216a
http://www.ipc.shimane-u.ac.jp/fmchem/index.html