研究課題
若手研究(B)
がんの早期発見や転移性がんの高効率モニタリングを可能とする、細胞内元素量情報に基づく新たな血中循環腫瘍細胞(CTC)検出システムを開発するための基盤研究として、マイクロ流体デバイスを用いた高効率な細胞分離技術の構築、並びに、一細胞質量分析技術による各種細胞中元素マーカーの高感度分布計測法の確立に取り組んだ。細胞分離用マイクロ流体デバイスを試作検討し、ピンチフローチップデバイスが高効率かつ良好な分離能を有することを実証した。一細胞質量分析の要素技術について検討し、質量分析計への試料導入には細胞直接導入インターフェースが、CTCを識別するための元素マーカーには銅又は亜鉛が有用であることを実証した。
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分析化学
巻: 印刷中
130006135725
ぶんせき
巻: 2017 ページ: 105-111
Analytical and Bioanalytical Chemistry
巻: 409 号: 6 ページ: 1531-1545
10.1007/s00216-016-0089-5
日本分析化学会第64年会「展望とトピックス」
巻: - ページ: 20-20