研究課題/領域番号 |
26810092
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体関連化学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
岡本 亮 大阪大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (30596870)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | ペプチド合成 / カルバメート / タンパク質合成 / ヒドロキシルアミン / 親水性保護基 / カルバメート基 / 水溶液 / グアニジド / チオエステル / ペプチドチオエステル |
研究成果の概要 |
本研究では、どのような配列でも合成が可能な汎用性の高い新しいペプチド合成法を実現するべく、水溶液中でのペプチド合成法の開発の検討をおこなった。この結果、アミノオキシカルバメート型の新しいアミノ基の保護基を見出した。これをもつアミノ酸誘導体は、フェニルアラニンの様に疎水性の高いアミノ酸誘導体でも水溶液に可溶であった。また、この保護基は水溶液中、還元的条件下で容易に5分以内に容易に除去が可能であるとともに、30分以内で効率的な脱水縮合反応も実施可能である事を見出した。以上より新規保護基を利用した新しい水溶液中でのペプチド合成法の技術基盤を見出すことに成功した。
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