研究課題
若手研究(B)
本研究は、極性の発現と、水との親和性の制御を担うイオン構造を個々に設計することにより、高い水素結合受容性を示しつつ水と相分離し、更に水との相溶相分離挙動を温度で制御できる疎水性高極性イオン液体/水混合システムの開発を行った。側鎖に極性基を導入したホスホン酸誘導体アニオン、カルボン酸アニオンが従来系と比較して高い水素結合受容性を発現できることを明らかとした。これらのアニオンと疎水性のカチオンとを組み合わせ、水と相分離する疎水性高極性イオン液体を開発した。更に、カチオン構造の改変によって水との親和性を制御し、温度変化によって水と相溶相分離挙動を制御できる極性イオン液体を新規に開発した。
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機能材料
巻: 36 ページ: 27-35
Biotechnology Journal
巻: Vol. 10 号: 12 ページ: 1944-1951
10.1002/biot.201500413