研究課題/領域番号 |
26810111
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
山本 俊介 東北大学, 多元物質科学研究所, 助教 (70707257)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 高分子超薄膜 / 両親媒性高分子 / 有機エレクトロニクス / 表面化学 / Langmuir-Blodgett法 / π共役系ユニット / X線反射率 / π共役系分子 / 二次元集積 / 超薄膜 / 自己組織化 |
研究成果の概要 |
π共役系機能団を単分子膜に次元規制した上で高密度・高秩序な集積を実現するため、水面を用いたLB法に注目し、側鎖型共役高分子pCzAAを新たに合成して検討を行った。pCzAAを安定化剤pDDAと水面上に共展開し、水面上単分子膜の安定性を議論したところ、90%という高い分率でpCzAAを導入しても膜の安定性は維持されることが分かった。さらにこの単分子膜は疎水基板上に20層の以上の多層累積が可能であり、構造解析の結果、明確な層構造を有していることが確認された。以上のことから、両親媒性を有する側鎖型共役高分子を用いることでπ共役系ユニットを低次元・高密度・高秩序に集積できることが明らかになった。
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