研究課題/領域番号 |
26810118
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機工業材料
|
研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
黒田 義之 早稲田大学, 高等研究所, 助教 (50638640)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | ホスト-ゲスト系化合物 / 多孔体 / 層状化合物 / イオン交換 / 触媒 / ナノシート / 超格子 / ホスト-ゲスト化合物 / ナノサイズ効果 / 三脚型配位子 / ハイブリッド / 層状複水酸化物 / 層状物質 / イオン交換体 |
研究成果の概要 |
本研究では、層状化合物や多孔体に代表されるホスト-ゲスト系化合物のナノ構造制御とそれに伴う物性変化を検討し、いくつかの新材料を開発した。特に、三脚型配位子と呼ばれる有機分子が層状水酸化物と安定な結合を作ることを見いだし、層状複水酸化物ナノ粒子を用いた高速吸着、高活性固体塩基触媒、構成元素と表面官能基を自在制御可能な新規ナノシート材料を開発した。また、シリカナノ粒子を自己組織化させるアプローチにより、従来法では実現困難なナノ空間の超格子構造を有する多孔体や、骨格が単結晶石英からなる多孔体を開発した。これらの材料は、触媒やエネルギー貯蔵、環境浄化(分離、吸着)に有用であると期待される。
|