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黒鉛電極へのアニオン挿入脱離反応に関する基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 26810122
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 無機工業材料
研究機関静岡大学

研究代表者

嵯峨根 史洋  静岡大学, 工学部, 講師 (70443538)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードインターカレーション反応 / 黒鉛 / アニオン / 速度論 / 加圧環境 / 黒鉛電極 / アニオンインターカレーション / 電気化学反応
研究成果の概要

黒鉛電極におけるアニオン挿入脱離反応について調べた。アニオン挿入過程の活性化エネルギーは小さな値を示したことより、溶媒との相互作用が極めて小さく、脱溶媒和過程が律速でないことを明らかとした。さらに活性化障壁は黒鉛電極側にあることを見出した。また、黒鉛電極の加圧状態が挿入脱離反応に及ぼす影響を調べたところ、加圧によってアニオン挿入脱離反応は抑制されたことより、黒鉛構造の再配向が活性化障壁であることが示唆された。また、拡散係数はLi+イオンよりも1桁程度大きく、固体内拡散においても高速充放電に有利であることが明らかとなった。
これらの知見はアニオンを反応主とする新たな蓄電デバイス開発の基礎となる。

報告書

(5件)
  • 2017 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 2014 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2015 2014

すべて 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] リチウムイオン電池の現状と革新型竹田デバイスの開発2015

    • 著者名/発表者名
      嵯峨根史洋
    • 学会等名
      静岡大学産学連携協力会第32回企業交流会
    • 発表場所
      グランドホテル浜松(静岡県浜松市)
    • 年月日
      2015-12-07
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 濃厚溶液中における黒鉛へのアニオン挿入反応2014

    • 著者名/発表者名
      嵯峨根史洋
    • 学会等名
      第41回炭素材料学会年会
    • 発表場所
      大野城まどかぴあ(福岡県大野城市)
    • 年月日
      2014-12-08 – 2014-12-10
    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書

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公開日: 2014-04-04   更新日: 2019-03-29  

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