研究課題/領域番号 |
26820057
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
田中 光太郎 茨城大学, 工学部, 准教授 (10455470)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | ジメチルフラン / 着火遅れ時間 / 急速圧縮装置 / 詳細化学反応モデル / 中赤外レーザー / ホルムアルデヒド / 中赤外量子カスケードレーザー / バイオ燃料 / 自着火 / 中間生成物計測 / レーザー吸収分光法 |
研究成果の概要 |
食料と競合しないセルロースから触媒を用いて精製される新たなバイオ燃料であるジメチルフランを自動車用燃料として使用できるか確認するため、急速圧縮装置を用いて着火遅れ時間を計測し、着火特性を明らかにした。ジメチルフランの着火遅れ時間はオクタン価90のガソリン着火を模擬したPrimary reference fuelの着火遅れ時間よりも長く、エタノールよりも短いことがわかった。このことから、火花点火機関に用いると耐ノック性が高く、熱効率改善に貢献できる可能性があることが示された。詳細化学反応モデルは、既存のモデルのわずかな改良で、実験で得られた着火遅れ時間をよく再現した。
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