研究課題/領域番号 |
26820068
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
熱工学
|
研究機関 | 神戸市立工業高等専門学校 |
研究代表者 |
熊野 智之 神戸市立工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (80435437)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | エネルギー変換 / ふく射伝熱 / 希土類元素 / 熱光起電力発電 / 希土類酸化物膜 / セラミックコーティング / 選択放射 / 炭素材料 |
研究成果の概要 |
本研究では、製鉄プロセス等で排出される熱ふく射から電力を得る波長変換/発電モジュールの開発を目的とし、波長変換ふく射輸送を担う希土類酸化物膜エミッターについて構造の最適化を検討した。具体的には、アルミナ表面に石灰釉をベースとするEr酸化物膜をコーティングし、膜の組成と1000℃における近赤外放射率との関係を調べた。その結果、Er2O3の割合が50wt%の場合にバルクの石灰釉中に含まれるEr量が最大となり、Erの放射ピークである1.55μmにおける放射率が最大となることが明らかとなった。また、希土類元素をYbに変更した場合には、反応生成物の違いから最適な組成条件が異なることが示唆された。
|