研究課題/領域番号 |
26820175
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
土木材料・施工・建設マネジメント
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
欒 堯 埼玉大学, 理工学研究科, 助教 (20725288)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | コンクリート / ひび割れ / 水分移動 / 二相系モデル / 撥水材 / mortar / water distribution / crack width / gravity / water repellency / water absorption / ECC / crack distribution |
研究成果の概要 |
本研究では,ひび割れを有するモルタルの吸水実験を行い,異なるひび割れ幅での吸水量と吸水速度,および重力,事前乾燥度などの影響について示した.また,微視的な機構に基づいた硬化体・ひび割れの二相系吸水モデルを用い、異なるひび割れ条件での高靱性セメント複合材料ECCの吸水性能を良好に再現することに成功した.さらに,撥水材の混入によって内部撥水性を有するモルタルを試作し,吸水実験を行った.その結果,ひび割れを有する撥水モルタル供試体は,標準供試体・表面塗布供試体と比較すると,吸水率が顕著に減少し,ひび割れ面でも撥水効果を発揮したことが明らかになった.
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