研究課題
若手研究(B)
本研究は、実務等で使用される津波数値モデルの高度化を目指し、有限体積法で計算する外洋伝播域と陸上遡上域の間に非構造格子で構成された接続領域を有限体積法で解くハイブリッド型津波数値モデルの開発を目的としている。新たに構造格子と非構造格子を接続する水深データの作成アルゴリズムと、非構造格子による線形分散波理論の数値モデルを開発した。開発した手法は線形分散波理論の理論解に良好に一致することを確認し、2011年東北地方太平洋沖地震津波の再現計算から実地形への適用も可能であることを明らかにした。
すべて 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 1件、 査読あり 2件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件)
Journal of Geophysical Research: Oceans
巻: 121 号: 1 ページ: 1009-1027
10.1002/2015jc011261
土木学会論文集A1(構造・地震工学)
巻: 71 ページ: 1-14
130005100248
土木学会論文集B2(海岸工学)
巻: 70 号: 2 ページ: I_281-I_285
10.2208/kaigan.70.I_281
130004706875