研究課題/領域番号 |
26820218
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 秋田県立大学 (2015) 東北大学 (2014) |
研究代表者 |
藤林 恵 秋田県立大学, 生物資源科学部, 助教 (70552397)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 必須脂肪酸 / 炭素安定同位体比 / 食物網 / 陸上有機物 / 山川海 / リノール酸 / リノレン酸 / 安定同位体比 / 森川海 |
研究成果の概要 |
宮城県の広浦および蒲生干潟に生息する底生動物のバルクおよび必須脂肪酸の炭素安定同位体比を調べた.その結果,バルクの炭素安定同位体比はおおよそ-20‰で推移しており,底生動物は主に海洋に由来する藻類などの有機物を同化していると考えられた.必須脂肪酸においては,18:2ω6と18:3ω3が-30‰以下の低い同位体比を示す傾向にあり,これらの脂肪酸の起源が陸上であると考えられた.底生動物の主要な餌源は海洋起源であるものの,18:2ω6や18:3ω3などの一部の栄養素の供給源として陸域由来の有機物が重要である可能性が示された.
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