研究課題/領域番号 |
26820235
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
宮津 裕次 広島大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (70547091)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 損傷分散 / 制振ダンパ / 木造住宅 / 耐震性能 / 振動台実験 / 制振構造 / 地震応答解析 / 強制載荷実験 / 振動台加振実験 |
研究成果の概要 |
本研究は、極めて大きな地震に対しても、木造住宅を主とする中低層建築物が特定の層のみで崩壊する「層崩壊」に至ることを抑制する技術を開発するものである。層崩壊を防ぐことは、地震時の人命被害を減らすうえで非常に重要である。初めに、提案する装置の挙動を模擬できる力学モデルを構築し、装置を設置することの有効性を多数の解析により検証した。次いで、実大規模で制作した装置の試作品の性能検証実験や、装置を設置した建物模型に対して地震時の挙動を再現する振動台実験を実施し、提案する装置の有効性を実証した。得られた成果は、建築物の地震安全性の向上、さらには、より高性能な建築構造システムの開発に資するものである。
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