研究課題/領域番号 |
26820237
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築構造・材料
|
研究機関 | 中部大学 |
研究代表者 |
石山 央樹 中部大学, 工学部, 准教授 (90634436)
|
研究協力者 |
中島 正夫 関東学院大学, 建築・環境学部, 教授 (70172319)
森 拓郎 広島大学, 工学部, 准教授 (00335225)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 木造 / 耐久性 / 木材 / 釘 / 錆 / 乾燥 / 木質構造 / 木材乾燥 |
研究成果の概要 |
木材の乾燥処理条件が釘の発錆状況におよぼす影響を実験的に確認した。乾燥処理条件は高温、中温、低温、天然乾燥とし、一定期間静置後、打ち込んだ釘の腐食減量とせん断耐力を確認した。静置条件は常温常湿、高温高湿、常温高湿とした。 乾燥処理条件によらず、釘の発錆は心材に打ち込まれたものよりも辺材に打ち込まれたものの方が著しかった。また、釘の発錆は人工乾燥材に打ち込まれたものよりも天然乾燥材や生材に打ち込まれたものの方が著しかった。人工乾燥材の中では中温乾燥材に打ち込まれたものの発錆が著しかった。釘のせん断性能は釘の重量残存率約95~80%で最も高く、それ以上発錆が進行すると徐々に低下する傾向がみられた。
|