研究課題/領域番号 |
26820244
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築環境・設備
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
姜 允敬 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (80706896)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 省エネルギー換気装置 / アースチューブ / 地下街 / 浮遊菌 / 室内空気質 / 地下空間 / 空気質 / エネルギー消費量 / 全熱交換器 / 浮遊微生物 |
研究実績の概要 |
本研究は、省エネルギー換気装置であるアースチューブおよび高効率顕熱回収型機械換気装置が導入されている住宅と地下空間における空気質の実態調査を行い、空気衛生面からの安全性について検討を行うことを目的とする。今まで本調査は極寒冷地である北海道喜茂別町に建つニアゼロエネルギーを目指した町営住宅、札幌市内戸建て住宅、るすつ子どもセンター、地下空間では札幌市にある地下街と地下通路を対象とし、空気質の実測を行った。省エネルギー住宅の実測は、アースチューブと顕熱回収型機械換気装置の微生物汚染程度、室内空気に与える影響を実測により検討した。札幌内戸建て住宅では4年目のモニタリングであり、外気、アースチューブの吹き出し、室内吹出口、室内空気をサンプリングしてアースチューブ内の汚染を確認した。また、アースチューブ内部表面、結露水、フィルターの汚染検査を行った。なお、アースチューブの入口と出口の温湿度を夏季と冬季に3ヶ月間測定し、アースチューブの性能を確認した。るすつ子どもセンターは2年目のカビ汚染のモニタリングを行った。地下空間の調査は、名古屋、札幌、東京にある地下街を対象として、エネルギー消費量、換気量、室内空気質の比較評価を行った。本研究で得られた結果は国際学術論文集3件掲載、国際学術講演会2件、国内学術講演2件発表を行った。
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