研究課題/領域番号 |
26820259
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
|
研究機関 | 名古屋大学 (2015) 九州大学 (2014) |
研究代表者 |
稲上 誠 名古屋大学, 未来社会創造機構, 研究員 (40597803)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | 知覚空間 / 全体構造 / 非等質性 / 異方性 / 開放感 / レーザースキャナー / 全体的構造 / 空間知覚 / アフォーダンス / 日常環境 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、人が感じる開放感と物理的な空間構成との関係をモデル化することにより、知覚空間(身体の周囲に意識されている空間)の構造を調べることである。実験1では、屋外の複数の場所において、被験者に開放感を評定していただいた。実験2では、簡易なバーチャルリアリティ装置を用いて、同様の評定を行った。さらに、3Dレーザースキャナーを用いて各場所の空間構成を計測した。以上のデータを分析した結果、知覚空間が垂直方向よりも水平方向に広がっていること、また、上方向よりも下方向に広がっていることが分かった。このように非等質的な構造は、知覚空間が日常的な移動の様式を反映していることを示唆している。
|