研究課題/領域番号 |
26820272
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
福島 綾子 九州大学, 芸術工学研究院, 助教 (50432878)
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研究協力者 |
土居 義岳 九州大学, 大学院芸術工学研究院, 教授
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | カトリック / 教会堂 / 信徒 / 営繕 / 霊性 / 香港 |
研究成果の概要 |
信者による宗教建築の建設、維持管理という「営み」を文化財価値として位置づけることを目的とした。建設するという「営み」がいかなる意味、精神性を持つのかという既往研究がきわめて少ない。本研究が対象とした香港のカトリック教会では、聖職者や修道者ではない「信徒」、特に建設関係の専門家である信徒が、教会堂営繕のための組織をつくり、その専門性をもって奉仕している。このことの背景を、教会史、香港社会史、政教関係などの観点から考察すると同時に、信徒がこの「営み」において精神性、主体性を獲得してゆく過程を論じた。
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