研究課題/領域番号 |
26820273
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 日本工業大学 |
研究代表者 |
野口 憲治 日本工業大学, 工学部, 助手 (30337513)
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研究協力者 |
波多野 純 日本工業大学, 工学部, 教授 (40049721)
マティ フォラー ライデン国立民族学博物館, シニア研究員
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 町家 / 町家模型 / 長崎 / シーボルト / ライデン国立民族学博物館 / 室内意匠 / 近世町家 / オランダ商館 / 鳴滝塾 / 出島 / ブロムホフ / 蘭人止宿所 |
研究成果の概要 |
本研究は、シーボルト・コレクションの町家模型を分析し、近世町家の室内意匠の特質を明らかにする。町家模型の主な建築的特徴は、長崎の町家と共通した。その一部である「名主の住まい」模型は、長崎本博多町の町乙名の役宅をモデルとしたことを明らかにした。さらに、他の模型も長崎の町家をモデルとした。また、シーボルトは、商種・生業、階層によって建物の規模・外観・室内意匠が異なることを理解し、日本の町並みの特徴と景観を伝えようとした。町家模型からは、当時の町家意匠を商種・生業にあわせて検討する事が可能である。
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