研究課題/領域番号 |
26820281
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
金属物性・材料
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
三井 好古 鹿児島大学, 理工学域理学系, 准教授 (90649782)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 強磁性 / 強磁場 / マンガン / 反応 / 相変態 / マンガン系強磁性体 / 焼結 / 磁場中熱処理 / 反応焼結 / ハード磁性材料 |
研究成果の概要 |
Mn系強磁性体への反応・相変化に対する磁場効果を明らかにした。本課題では、Mn-Alの強磁性相への相変化とMnBiの反応焼結に対する磁場効果に着目した。MnBiの反応焼結は磁場で反応が促進する。この磁場効果は、反応初期におけるMn粒周辺のMnBi相の生成数の増加に起因している。また、磁場中反応焼結を用いることで、固相焼結と液相焼結の両方で、ほぼ完全な一軸配向試料が得られることがわかった。Mn-Al系では、非強磁性であるε相から非平衡強磁性τ相への相変態は、磁場によって促進し、その効果は、τ相のキュリー温度直下である350℃において最も顕著になることが明らかになった。
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