研究課題/領域番号 |
26820290
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機材料・物性
|
研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 (2016) 東京大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
三好 正悟 国立研究開発法人物質・材料研究機構, エネルギー・環境材料研究拠点, 主任研究員 (30398094)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | セラミック / ペロブスカイト / プロトン伝導 / 低温合成 / 燃料電池 / セラミックス |
研究成果の概要 |
本研究は,低温合成によるアクセプター高濃度化・プロトン高濃度化に基づく高プロトン伝導性実現のための設計指針を提案するものである.BaZrO3におけるプロトン伝導度とY3+ドープ量の関係を検討した結果,巨視的な拡散能がY3+量とともに上昇することが観測され,プロトン伝導が浸透機構に従うことが示唆された.すなわち,アクセプター高濃度化は単にプロトンを高濃度に導入するだけでなく,プロトンの巨視的な拡散能を向上させることにも寄与すると考えられ,その影響はイオン半径の小さいアクセプターをドープした場合に特に顕著に現れるという,高濃度プロトン導入に基づく高プロトン伝導性実現のための重要な指針が得られた.
|