研究課題/領域番号 |
26820325
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
材料加工・組織制御工学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
大野 直子 北海道大学, 工学研究院, 助教 (40512489)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 酸化物粒子 / 分散強化 / 析出 / 自由エネルギー / ODS鋼 / 析出の活性化エネルギー / Y-(Al, Ti, Zr)複合酸化物 / ナノ酸化物粒子 / Al, Ti, Zr添加 / 微細組織 |
研究成果の概要 |
高温強度特性に優れた酸化物粒子分散強化(ODS)鋼の製造プロセスを確立のために、焼結の昇温段階における酸化物粒子の析出過程を、系統的粉末熱処理・多方面からの微細組織解析によって明らかにし、自由エネルギーモデルを用いて系統的に説明した。Ti, Al, Zr添加・無添加のODS鋼を比較し、Y2O3の析出開始温度である700℃における析出臨界半径及び活性化エネルギーを計算した結果は、Y2Zr2O7< Y2O3< Y2Ti2O7< YAlO3の順に小さくなり、本研究の実験結果と一致した。
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