研究課題/領域番号 |
26820340
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
化工物性・移動操作・単位操作
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
佐伯 大輔 神戸大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (70633832)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 膜分離 / 逆浸透膜 / 生体模倣 / リポソーム / 脂質二分子膜 / 水チャネル / アクアポリン |
研究成果の概要 |
本研究では、生体膜の構成成分である脂質二分子膜と水分子のみを選択的に透過する水チャネルを分離素子として用いた超高透水性逆浸透膜の開発を行った。アルキル鎖を導入した多孔質支持体をリポソーム懸濁液に接触させることで、水チャネルが導入された脂質二分子膜(supported lipid bilayer; SLB)を形成することができた。水チャネルとして、Gramicidin AやAmphotericin Bなどの生体分子を導入できることを確認した。水チャネルを導入したSLBについて、透水性、塩阻止率を評価したところ、水分子のみを透過する分離膜を作製でき、市販膜を凌駕する高い性能を達成した。
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