研究課題/領域番号 |
26820355
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
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研究機関 | 公益財団法人神奈川科学技術アカデミー |
研究代表者 |
安藤 伸治 公益財団法人神奈川科学技術アカデミー, 高効率次世代燃料電池プロジェクト, 研究員 (10525348)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | プロトン伝導体 / ナノ相分離構造 / 自己集合 / ヘテロ原子間相互作用 / 水素結合 / 平面構造 / 直交構造 / 燃料電池 / 有機フレームワーク / 酸吸着 / 無加湿プロトン伝導体 / 相分離構造 / 疎水性相互作用 / マルチブロックポリマー / 電解質膜 / 有機化学 |
研究成果の概要 |
高性能な燃料電池の実現には、親水部と疎水部が、それぞれナノサイズの集団として相分離し、プロトン輸送部位が明瞭かつ高密度なチャンネル構造を形成して集積化できる新規材料の開発が重要である。本研究では、その特異な集積構造を分子レベルから設計し、ナノ相分離構造を制御した新奇なプロトン伝導体及び電解質膜を構築することに成功した。さらに本研究過程において、急角度に捻れた立体構造と水素結合部位を有する新奇な疎水性ユニットが、プロトン伝導性分子との自己集合により、一次元状に集積した高密度な伝導チャンネルを形成する現象を偶然発見し、明瞭なナノ相分離構造を構築するための新たな自己集合法を開拓することに成功した。
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