研究課題/領域番号 |
26820413
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
原子力学
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研究機関 | 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 |
研究代表者 |
大西 世紀 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, その他部局等, 研究員 (60392693)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 放射線計測 / シンチレータ / シンチレーター / 放射線 |
研究成果の概要 |
選定した試薬の飽和溶液を作成し、蛍光分析器で特性を測定した。結果、多数の試料が蛍光を示したため、これにγ線を照射し波高分布を測定した。可視光-紫外線に対しては多くの試料が蛍光を示したものの、ガンマ線に対しては発光量が少なく、十分な波高の信号が得られなかった。蛍光体へのエネルギー付与が不十分であると考えられたため、溶解量の大きな試薬と蛍光量の大きな試薬とを組み合わせて溶液を作成したが蛍光量には改善は見られなかった。これは溶質分子間の水分子がエネルギー移転を妨げているためと考えられる。今後の課題としてはエネルギーの移転を妨げず、かつ安全性の高い溶媒を探索することが重要であるといえる。
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