研究課題/領域番号 |
26830002
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経生理学・神経科学一般
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
大山 薫 筑波大学, 国際統合睡眠医科学研究機構, 研究員 (30713044)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 睡眠 / マウス / 電気生理 / 徐波 / 細胞外記録 / 徐派 / テトロード / 細胞外電位記録 / 一次運動野 / アデノシンA1受容体 / アデノシンキナーゼ |
研究成果の概要 |
徐波は睡眠欲求の指標と考えられているが、その発生メカニズムは不明である。本研究では自由行動下のマウスを用いて、覚醒・睡眠時の大脳皮質の細胞外電位の測定を行い、徐波発生時とそれ以外(覚醒)の状態において神経活動が単一細胞レベルおよびネットワークレベルでどのような様態を示すのかを調べた。徐波睡眠では神経細胞は同期したリズミックな活動を示すこと、興奮性細胞ではバースト発火率の増加が見られたが抑制性細胞では変化がなかった。しかし神経ネットワークレベルでは、覚醒時と比べ徐波睡眠ではネットワークが弱くなっており、逆に細胞内カルシウム流入量は大きく、覚醒時とノンレム睡眠時で大脳皮質の活動様態が大きく異なる。
|