研究課題/領域番号 |
26830014
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経生理学・神経科学一般
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
澤田 雅人 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 助教 (20645288)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 成体脳のニューロン新生 / ニューロン移動 / 嗅球 / 脳室下帯 / 神経科学 / 成体脳ニューロン新生 / 脳質下帯 |
研究成果の概要 |
生後の脳には神経幹細胞が存在し、産生された新生ニューロンは嗅球へと長距離を移動する。しかし、嗅球に到着した新生ニューロンがどのようなメカニズムで適切な位置で移動を停止し、成熟を開始するかは不明だった。本研究では、嗅球内を移動する新生ニューロンが、未熟な形態を維持するためにSema3E-PlexinD1シグナルを必要とすることを明らかにした。本結果は、移動ニューロンの形態制御メカニズムが分化のタイミングを調節し、脳内のニューロンの配置を制御するメカニズムとして、神経生物学分野における新しい概念となり得る。
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