研究課題/領域番号 |
26830053
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 早稲田大学 (2015) 独立行政法人理化学研究所 (2014) |
研究代表者 |
秋山 博紀 早稲田大学, 人間科学学術院, 助教 (40568854)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 軸索ガイダンス / 成長円錐 / 小胞輸送 / 極性化 / VAMP7 / small GTPase / Small GTPase |
研究成果の概要 |
発生期,神経軸索は誘導因子に応じて進路を転換することで正しい標的まで到達する。進路転換には成長円錐局所での極性化が必要になる。これを制御する機構のひとつとして,形質膜との融合に依らない細胞内小胞輸送系の寄与を検討した。成長円錐周辺部へ輸送されたVAMP7陽性小胞は形質膜と完全に融合することなく中心部へ戻ってくること,また,この小胞輸送頻度の多い側へ進路転換することを見出した。VAMP7小胞に存在する極性化分子の候補としてRacおよびCdc42に着目した。いずれの分子もVAMP7小胞とは異なる挙動を示したことから,Rac,Cdc42の活性を制御する分子等にターゲットを移して解析を行う必要がある
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