研究課題
若手研究(B)
酸性環境は悪性腫瘍に共通して認められ、腫瘍の抗癌剤への耐性を惹起するが、腫瘍酸性環境を標的とする治療法は開発されていない。骨髄腫細胞ではセリンスレオニンキナーゼPim-2が大きく亢進し、酸性環境ではSIRT1の発現の亢進、癌幹細胞を含むside population 分画の薬剤排出トランスポーター、乳酸を排出するモノカルボン酸トランスポーターの活性化もみられた。これらは、pim阻害薬ですべて抑制された。これらの病態を改善に導くため、本学薬学部が保有している構造の明らかな化合物ライブラリーを探索し、CucurbitacinBという物質が酸性環境で強力に抗腫瘍効果を発揮することを見いだした。
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 6件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 1件)
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